問題1 [文法形式の判断]
次の文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
1.1個 、2個( )、一度に10個もスイカをもらって困ってしまった。
1. ならまだしも | 2. をいいことに |
3. といわず | 4. にかこつけて |
2. 旅行中のトラブルは、ない( )が、案外それがいい思い出になることもある。
1. きらいがある | 2. ほかしかたがない |
3. にもほどがある | 4.に越したことはない |
3.いくらビタミンが豊富 ( )、毎日こればかり食べているのはどうかなあ・・・・・。
1. といおうか | 2.ならいざしらず |
3.とはいえ | 4. ならまだしも |
4.A: なんで社長があんなこと言うのか理解できないよ。
B: それ ( )、なんで彼が社長なのかが理解できないよ。
1. にひきかえ | 2. 以前に |
3.をいいことに | 4.にかこつけて |
5.儲けは少ないが、値上げ( )、客はみんな向こうの店に行ってしまう。
1. しないものか | 2.しようものなら |
3. とはいえ | 4. ならまだしも |
6.マザー・テレサは、貧困に苦しむ人々を黙って( )のです。
1.見るにもほどがあった | 2.見るに越したことはなかった |
3. 見てはいられなかった | 4.見たが最後だった |
7.みんなが遠慮して注意しない( )、 あの人はいつもここにバイクを止めっぱなしにするんですよ。
1. のをいいことに | 2. といおうか |
3. のにもまして | 4. ものか |
問題2 [文の組み立て]
1.昨日買ったメロンは、__ __ _★_ __ が、結構おいしかった。
1. 期待していなかった | 2. あまり |
3. 値段だけに | 4. 値段が |
2.テレビでもパソコンでも、__ __ _★_ __ よ。
1. なんとか | 2. なかったら |
3. なるものだ | 4.なかったで |
3.君がイチゴのショートケーキが食べたいと言うから、 走って買いに行ってきたのに、
もう__ __ _★_ __ よ。
1. にもほどがある | 2. なんて |
3. わがまま | 4.いらない |
問題3 [文章の文法]
次の文章を読んで、1から4の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
あーあ、ついに出発しちゃった。島がだんだん小さくなっていく。 はぁ、仕事[1]、あんなに遠くまで、砂やら土やらを取りに行くのか。 それも、[2] ならまだしも、僕だけで······。
まあ、愚痴ばかり言ってはいられない。距離が距離だけに誰でもいい[3]。だから能力からいって、一番優秀な僕が[4]んだ。
よし、針路とエンジンの確認だ。どちらも異常なし。
先輩のはやぶささんもかっこよかったなあ。最後は流れ星になって。僕も、小惑星探査、成功させてみせるぞ。
1.
1. とはいえ | 2. をいいことに |
3. 以前に | 4. に違いなく |
2.
1. 1人 | 2. 仲間と一緒 |
3. 砂や土 | 4. 金やダイヤモンド |
3.
1. というわけだ | 2. というわけにはいかない |
3. に決まっている | 4. に越したことはない |
4.
1. 選ぶに選べない | 2. 選んだり選ばれたりする |
3. 選ぶことは選ぶ | 4. 選ばれるべくして選ばれた |
問題4 [読解]
次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
特に、大きい組織においては、「事なかれ主義」 が広がるおそれがある。 事なかれ主義とは、トラブルがないことを第一に考える消極的な態度である。
新しいことをやって、失敗でもしようものなら、自分や周囲の人が責任を負わなければならない。それで、リスクを避けたい、 責任を逃れたいといった気持ちが働く。すると、例えば、前例のないことや指示がないことはしないということが起きる。
前例がないからと言って、部下のアイデアを全然認めないという上司がいれば、トラブルも起きないが、成長も望めない。トラブルはないに越したことはないが、それ 以前に、リスクを取らないこと自体が組織にとってのリスクなのである。
- 部下のアイデアを全然認めないという上司は何の例か。
1. 失敗を恐れない例 | 2. 消極的な態度の例 |
3. 責任を負おうとする例 | 4. 組織を成長させる例 |
2.この人が一番伝えたいことは何か。
1.トラブルを起こさないことが一番大事だ。 |
2.新しいことをやってみるのはリスクがある。 |
3.リスクや責任はないほうがいい。 |
4.リスクを避けてばかりではよくない。 |
問題5 [聴解]
この問題では、問題用紙に何も印刷されていません。まず文を聞いてください。それから、それに対する返事を聞いて、1から3の中から、最もよいものを一つ選んでください。
1.
1 | 2 | 3 |
2.
1 | 2 | 3 |
3.
1 | 2 | 3 |
4.
1 | 2 | 3 |
5.
1 | 2 | 3 |
スクリプト
1. ラジオから子ども向けの昔話が流れています。
F:ある日、猿と蟹が散歩をしていると、おいしそうなおむすびが一つ落ちていた。
蟹はおむすびを見つけるが早いか、自慢の大きなはさみでさっと拾いあげた。
それを見た猿は、もう一つ落ちていないか、一生懸命探しながら歩いたが、おむすびはおろか、ご飯粒すら落ちていない。
結局、猿が拾ったのは、固くて小さな柿の種が一つだけだった。
猿は、少し考えてこう言った。
「ねえねえ、蟹さん。そのおむすびと、この柿の種を取りかえてあげるよ。おむすびは、食べてしまったら、もうおしまいだろう?でも柿の種は、植えれば、そのうち芽が出て木になるから、柿の実がなったら、いくらでも食べられるよ」
蟹は、それもそうだと思い、おむすびと柿の種を取りかえた。猿は、蟹からおむすびをもらうなり、あっという間にむしゃむしゃと食べてしまった。
M:やっぱり猿は賢いね。柿の種を植えることを考えるなんて。
F2:蟹がかわいそう。だまされちゃったんだね。
M:ちっともかわいそうじゃないよ。柿ができればたくさん食べられるじゃないか。
F2:そうかなあ。蟹だっておなかがすいてたんだよ、きっと。猿は自分のことしか考えてないよね。柿の種なんていつ芽が出るかわからないよ。
1. 昔話の中で柿の種はどのように移動しましたか。
2. 男の子は猿についてどう思っていますか。
2.
① M1:きのうの試合見た? まさかあんなところで逆転されるとはなあ…….。
M2: 1 ほんと、予想できなかったよ。
2 ほんと、予想通りだったね。
3 ほんと、予想できたよ。
②
M:おい! 一体いつまでかかってるんだ! 遅すぎるぞ。
F:1 はい、もちろん明日までかかります。
2 いいえ、私なりにやってしまったんです。
3 すみません。自分なりに頑張っているんですが……。
③
M:え?! 薔薇? そんな漢字、日本人ですら書けないよ。
F:1 そんなに難しい字なんですか。
2 外国人なら書けますね。
3 日本人しか書けないんですね。