【練習17】説明文 – Bài văn giải thích

 日本では幼稚園や小学校で「おかしも」という言葉を習います。「おかしも」とはどのような意味でしょう。「お菓子も」と書いて「肉や野菜だけでなく「おかしも」食べましょう。」という意味でしょうか。実は、これは災害(注1)や事故などが起きたときに、安全避難するための注意を一つにした言葉です。「さない、けない(注2)、しゃべらない(注3)、らない」という四つの言葉の初めのひらがなを並べたものです。

 小学校で一年に何度も行われる避難訓練では、教室を出て校庭に逃げる練習をするのですが、そのとき子どもたちが素早避難できるように、先生は「おかしも」ですよ。と何度も声をかけます。一年に何度も、避難訓練のためにこの言葉を耳にするので、日本の子どもたちで「おかしも」の意味を知らない子どもはいないほどです。

 本当に何かがあったときには、この訓練で「おかしも」をにつけたおかげで子どもたちはこわがったりあわてたりせずに冷静避難できるというわけです。「おかしも」は子どもたちを安全に避難させるために考えられた工夫なのです。 

(注1)災害:地震・台風などの大きな被害が出る出来事
(注2)ける:走る
(注3)しゃべる:話す

 

 【ふりがな】

 日本では幼稚園ようちえん小学校しょうがっこうで「おかしも」という言葉ことばを習います。「おかしも」とはどのような意味いみでしょう。「お菓子かしも」と書いて「にく野菜やさいだけでなく「おかしも」食べましょう。」という意味いみでしょうか。じつは、これは災害さいがい(注1)や事故じこなどが起きたときに、安全あんぜん避難ひなんするための注意ちゅういを一つにした言葉ことばです。「さない、けない(注2)、しゃべらない(注3)、もどらない」という四つの言葉ことばの初めのひらがなをならべたものです。

 小学校しょうがっこうで一年に何度なんども行われる避難訓練ひなんくんれんでは、教室きょうしつを出て校庭こうていげる練習れんしゅうをするのですが、そのとき子どもたちが素早すばや避難ひなんできるように、先生は「おかしも」ですよ。と何度なんども声をかけます。一年に何度なんども、避難訓練ひなんくんれんのためにこの言葉ことばを耳にするので、日本の子どもたちで「おかしも」の意味いみを知らない子どもはいないほどです。

 本当ほんとうに何かがあったときには、この訓練くんれんで「おかしも」をにつけたおかげで子どもたちはこわがったりあわてたりせずに冷静れいせい避難ひなんできるというわけです。「おかしも」は子どもたちを安全あんぜん避難ひなんさせるために考えられた工夫くふうなのです。 

(注1)災害さいがい地震じしん台風たいふなどの大きな被害ひがいが出る出来事
(注2)ける:走る
(注3)しゃべる:話す

【問1】「おかしも」とは何か。

1. にく野菜やさいだけでなくお菓子も食べようとすすめる言葉ことば
2.避難ひなんするときの注意ちゅういを短くした言葉ことば
3.避難訓練ひなんくんれんのとき、教室きょうしつを出て校庭こうてい素早すばや避難ひなんすること
4.避難訓練ひなんくんれんのとき、子どもたちが冷静れいせいに行動すること

【問2】「日本の子どもたちで「おかしも」の意味を知らない子どもはいないほどです。」とあるが、それはなぜか。

1. 毎日学校で先生から説明せつめいしてもらうから。
2.避難訓練ひなんくんれんをするときにはいつもその言葉ことばを聞くから。
3.大人たちが工夫くふうして考えた言葉ことばだから。
4.お菓子に似ている言葉ことばだから。

 

【答え】

【問1】
2.避難ひなんするときの注意を短くした言葉

【問2】
2.避難訓練ひなんくんれんをするときにはいつもその言葉ことばを聞くから。

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