【練習12】文章の構造を理解する – Hiểu cấu trúc đoạn văn

読む前に

第1段落が「冷房は素晴らしい技術だ」という内容で始まる文章があります。その次の段落だんらくが  「しかし」で始まっていたら、その文章全体の内容はどんなものだと考えられますか。

   A 冷房のよい点だけを述べる。        B 冷房のよくない点も述べる。

【問題】

 冷房という技術本当素晴らしく、私たちはい夏に冷房のおかげでいろいろけられている。例えば、勉強でも仕事でも、い中、をかきながらやるよりも、しいところでやったほうがずっと適だ。

 しかし、よいことばかりではない。実は、人の体温調節する神経は5℃以上の急な変化をすことにいそうだ。の室外と室内温度差は10℃以上になることもよくあり、そこを出たり入ったりしているうちに、この体温調節する神経がうまく働かなくなることがあるのだ。その結果、疲れやすい、頭が痛いなど、さまざまな症状があらわれる。

 そうなると、さらに悪いことが起きる。どこへ行っても冷房があるために、どんどん具合が悪くなったり、夏が終わるまで治らないということもあるのだ。それでは仕事や勉強どころか、遊びも楽しめないだろう。

 このように、冷房は暑い夏を快適に過ごすためのれた技術ではあるが、思わぬ体調不原因にもなりうる。冷房技術はありがたいものだが、大事なことは、その技術を上手に使うということだろう。

 

 

 【ふりがな】

冷房れいぼうという技術ぎじゅつ本当ほんとう素晴すばらしく、私たちはあつい夏に冷房れいぼうのおかげでいろいろたすけられている。例えば、勉強べんきょうでも仕事でも、あつい中、あせをおきながらやるよりも、すずしいところでやったほうがずっと快適かいてきだ。

 しかし、よいことばかりではない。じつは、人の体温たいおん調節ちょうせつする神経しんけいは5℃以上いじょうの急な変化へんかかえすことによわいそうだ。あつ室外しつがい室内しつない温度差おんどざは10℃以上いじょうになることもよくあり、そこを出たり入ったりしているうちに、この体温たいおん調節ちょうせつする神経しんけいがうまく働かなくなることがあるのだ。その結果けっかつかれやすい、あたまが痛いなど、さまざまな症状しょうじょうがあらわれる。

 そうなると、さらに悪いことが起きる。どこへ行っても冷房れいぼうがあるために、どんどん具合ぐあいが悪くなったり、夏が終わるまでなおらないということもあるのだ。それでは仕事しごと勉強べんきょうどころか、あそびもたのしめないだろう。

 このように、冷房れいぼうあつなつ快適かいてきごすためのすぐれた技術ぎじゅつではあるが、思わぬ体調不たいちょうふりょう原因げんいんにもなりうる。冷房れいぼう技術ぎじゅつはありがたいものだが、大事だいじなことは、その技術ぎじゅつ上手じょうずに使うということだろう。

【問】この文章で一番言いたいことは何か。

1.冷房れいぼう素晴すばらしい技術ぎじゅつなのでどんどん使用するべきだ。
2.室外しつがい室内しつない温度差おんどざが10℃以上あると、快適かいてきでほっとする。
3.冷房れいぼうで体をこわしてしまうこともあるので、うまく使う必要がある。
4.冷房れいぼうを使うと体温を調節ちょうせつすることができなくなるので、使わないほうがいい。

ここに気を付けよう

それぞれの段落だんらくには役割やくわりがある。
段落だんらく役割やくわりを理解すると、段落同士だんらくどうしの関係がわかり、その文章ぶんしょう構造こうぞうが理解できる。それぞれの段落だんらくで一番言いたいことを見つけ、段落だんらく役割やくわりを考えよう。

【答え】

3.冷房れいぼうで体をこわしてしまうこともあるので、うまく使う必要がある。

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