近年、大学生の多くがアルバイトをしている。学費や生活費を自分でまかなうため、アルバイトは必要だという声が多い。一方で、アルバイトに多くの時間を使いすぎて、学業に悪い影響を与えているという指摘もある。
もちろん、アルバイトを通して社会経験を積んだり、責任感を学んだりすることは大切だ。しかし、学業が本業である以上、勉強がおろそかになっては本末転倒だ。
私自身も学生時代にコンビニで夜遅くまで働いた経験がある。収入は助かるものの、朝の授業に遅れたり、レポートの提出が間に合わなかったりすることがあった。そのとき、「このままでいいのか」と真剣に考え直した。
大学生には、自分の目的や将来の夢を考えた上で、どのような働き方が自分に合っているかを見つけてほしい。アルバイトも学業も大事だが、「バランスを取る」という意識こそが最も重要なのではないだろうか。
【問題1】
筆者の意見として最も近いものはどれか。
A. アルバイトは必要ないので、すぐにやめるべきだ。
B. 学業よりアルバイトの方が大切だ。
C. アルバイトと学業のバランスを考えるべきだ。
D. 全ての学生はアルバイトをするべきだ。
B. 学業よりアルバイトの方が大切だ。
C. アルバイトと学業のバランスを考えるべきだ。
D. 全ての学生はアルバイトをするべきだ。
【問題2】
筆者が学生時代に感じたこととして正しいものはどれか。
A. アルバイトで収入が増えて、学業にも良い影響があった。
B. 夜遅くまで働いても、問題はなかった。
C. アルバイトのせいで学業に支障が出た経験がある。
D. アルバイトは楽しくて、やめたくなかった。
B. 夜遅くまで働いても、問題はなかった。
C. アルバイトのせいで学業に支障が出た経験がある。
D. アルバイトは楽しくて、やめたくなかった。
【答え】
【問題1】
C. アルバイトと学業のバランスを考えるべきだ。
【問題2】
C. アルバイトのせいで学業に支障が出た経験がある。