【N3 第1回】読解

問題 4 つぎの(1)から(4)の文章を読んで、質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
(1)

これは、国際交流こうりゅうクラブ代表の田中さんがメンバーに送ったメールである。
国際交流こうりゅうクラブ(ICC)の皆さんへ
こんにちは。ICC代表の田中です。
今年の国際交流会に向けて、下記のとおり、第1回目の会議を行います。
日時 : 4月20日(木) 17:00 ~ 19:00
場所 : 市民会館 会議室
出席できるかどうか、4月6日(木)までにお返事ください。
また、出席できない人は、4月17日から19日の間で夕方の会議に参加できる日をあわせてお知らせください。
今回の会議では、今年の交流会の内容についてアイデアを出し合いますので、多くの人に参加していただきたいと思いま す。よろしくお願いします。
田中

24 4月20日の会議に出席できない人は、何をしなければならないか。

 

1 第1回目の会議に出席する。
2 4月6日までに都合の良い日を伝える。
3 4月17日から19日の間に市民会館へ行く。
4 交流会についてのアイデアをメールで送る。

(2)

                    古本ふるほんを集めています!

 ご自宅に、読まなくなった本や人にあげられる本はありませんか? 東京ボランティアセンターでは古本ふるほんを集めています!

 集まった本は、6月13日(日)に行う「古本ふるほんバザー」で販売し、その売り上げを“国際児童じどうセンター”に全額寄付ぜんがくきふします。

 ご協力くださる方は、古本ふるほんをお持ちになり、5月31日(月)までに東京ボランティアセンターへおしください。なお、古本ふるほんは雑誌や漫画まんがでもかまいません。今回対象たいしょうとなる本は下記かきの通りです。みなさんのご協力をお願いします。

  • 対象たいしょうとする本:一般の書籍のほか、絵本・雑誌・漫画など
  • 対象たいしょうとしない本:教科書・問題集、また、カタログ・フリーペーパーなど

25 この文章を見て、協力したいと思った人の行動として、正しいものはどれか。

1いらない本を売って、そのお金を国際児童センターへ届ける。
2 使わなくなった教科書があれば、古本バザーの会場へ持っていく。
3いらない漫画があれば、ボランティアセンターへ送る。
4いらない絵本があれば、ボランティアセンターへ持っていく。

(3)
 先日、洋菓子ようがし店のウェブサイトで注文したお菓子かしが家におくいた。知り合いの家へ持って行く贈り物だったのだが、プレゼント用だと入力するのを忘れてしまい、ラッピングがされていなかった。次の日の朝、よく行く近所の花屋にんで事情じじょうを説明すると、すぐにきれいな紙で箱を包み、リボンをつけてくれた。「お代は?」と聞くと、いつも買っていただいているのでけっこうです、と笑顔えがおで答えてくれ、さらに感激かんげきした。急いでいたので本当にたすかった

26 本当に助かったとあるが、何がたすかったと言っているか。

1 お菓子の箱に無料で花とリボンがつけられたこと
2 お菓子屋さんがすぐに新しい品物を届けてくれたこと
3 花屋さんがお菓子の箱をきれいに包んでくれたこと
4 インターネットで商品を注文することができたこと

(4)
共感覚きょうかんかく」という言葉がある。共感覚きょうかんかくを持っている人は、音を聞いたり、文字や言葉を見たりすると、それと同時に色なども感じるという。その色は人によって違い、共感覚きょうかんかくを持っている人すべてが同じというわけではない。たいていの場合、彼らはそれを特別なことだと気づいていない。それを知るとおどろくが、「自分に必要なもので、失いたくない」と感じるのだという。最近の研究では、赤ちゃんのころは誰でも共感覚きょうかんかくを持っているとも言われている。普通は成長すると失われていくものなのだが、一部の大人には残ってしまうのだそうだ。

27 この文章について、正しいものはどれか。

1 共感覚は、子どもから大人まで、すべての人が持っているものだ。
2 共感覚が珍しいものだと知ると、たいていの人は嫌だと感じる。
3 子どものころ、共感覚を持っていても、大人になるとなくなることが多い。
4 人が共感覚で感じる色に違いはなく、皆同じである。

問題5 つぎの(1)と(2)の文章を読んで、質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
(1) 日本には四季があり、昔から季節ごとに「しゅん」の食材を楽しんできました。例えば、夏の野菜と言えばキュウリやスイカ、冬の野菜と言えば大根だいこんが代表的です。しかし、最近は、ほとんどの食材が一年中スーパーで売られ、①「しゅん」が分からない消費者が増えています。それは残念なことです。
しゅんのものを食べることは多くの長所ちょうしょがあります。まず、その食材のしゅんの時期に収穫しゅうかくされたものは、最もよい条件じょうけんで自然のめぐみ(注1)を十分にたくわえながら育ったものです。当然とうぜん、味は最高においしく、栄養も豊富です。また、しゅんのものは、その季節に私たちの体が必要とするものを与えてくれます。例えば、夏の野菜のキュウリは水分が多く、汗で失われた水分を補ってくれます。
 さらに、しゅんのものを選ぶことは環境にもいいのです。一年を通じて生産が可能なハウス栽培さいばい(注2)は便利ですが、温度管理かんりが必要なため、ガスや電気を大量たいりょうに消費し、環境かんきょう負担ふたんとなるのです。
 ぜひしゅんを考えて食材を選びましょう。消費者がもっとしゅんの食材を選ぶようになれば、スーパーにも季節に合った食材が増えていくでしょう。
(注1) 自然のめぐみ: 食べ物や資源しげんなど、自然から得られるありがたいもの (注2) ハウス栽培さいばい: ビニールを使った小屋の中で、温度を管理しながら野菜などを育てること

28 ①「旬」が分からないとは、どのような意味か。

1. いつが旬か、わからない。
2. 旬の価値がわからない。
3. 旬という字の読み方がわからない。
4. 旬という言葉の意味がわからない。

29 ②長所として、この文章の中で書かれていないことはどれか。

1. 季節に合ったものは、余分なエネルギーを使わずに育てられる。
2. 旬のものには、その時期に体が必要とする栄養が多く含まれている。
3. 温度さえ管理すれば、一年中それを生産し食べることができる。
4. 自然な状態で育ったものを食べるので、体にも環境にもいい。

30 この文章の中で一番言いたいことはどれか。

1. 消費者はそれぞれの食材の旬の時期を覚えなければならない。
2. 消費者には、旬の良さを知り、旬を意識した食生活をしてほしい。
3. 「旬」は日本の食文化であり、守っていくべきである。
4. 旬の食材は大変貴重であり、味わって食べるのがいい。

(2)
  私にとって、中学校でのサッカー部の思い出は忘れられないものになった。中でも、コーチの山下先生は、私の人生に最も影響えいきょうあたえてくれた人だ。
 山下先生はとにかくきびしかった。朝からグラウンドを何周も走らされ、チームのだれかがミスをすれば全員がしかられた。力をくことは決して許されなかった。その辛さにえられず、2年生になる前にサッカー部を辞めようと思った。ところが、2年生になっても辞めることはなかった。少しずつ自分が成長している実感があり、また、試合に勝った時やゴールを決めた時のよろこびを感じ始めていたからだ。
 時には調子が悪くなって、なやむ時期もあった。そんな時でも、山下先生は試合のメンバーから私をはずさず、いつも励ましてくださった。また、チームの仲間なかまささえてくれた。
 山下先生との出会いを通して、努力をする大切さや人を思いやる(注)大切さを学んだ。この二つは、教師になった今も、つねに心にとめていることだ。
(注)思いやる:その人の気持ちになって考える
31 辞めることはなかったのは、なぜか。

1. 先生が怖くて、辞めたいと言えなかったから。
2. 途中で辞めることが許されなかったから。
3. 一度でも試合でゴールを決めるまで辞めたくなかったから。
4. 自分に力がついてきたと感じていたから。

32 この文章を書いた人の調子が悪かった時、山下先生はどうしたか。

1. より厳しい練習をさせた。
2. 試合を休ませ、元の状態に戻るまで待った。
3. ほかのメンバーにこの人を励ますように言った。
4. この人の力を信じて、機会を与え続けた。

33 山下先生の指導を受けた経験は、この文章を書いた人の何に最も影響を与えたか。

1. スポーツに対する考え方
2. 日々の行動に対する考え方
3. 友達との付き合い方
4. 教師という職業に対する見方

問題6 つぎの文章を読んで、質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
 2011年現在、日本の人口1億2,780万人のうち、65さい以上の高齢者こうれいしゃは2,975万人で、過去最高になった。また、65さい以上の高齢者こうれいしゃがいる家庭のうち、約25%が一人暮らしの家庭、約30%が夫婦のみの家庭で、一人または夫婦のみで暮らす高齢者こうれいしゃが年々増加している。①そうした状況じょうきょうの中で、利用者が増えているのが、配食はいしょくサービスだ。
 配食はいしょくサービスとは、栄養えいようバランスの良い食事を定期的に届けるサービスで、1食400円ぐらいで利用できる。配食はいしょくサービスの主な目的は2つある。
 1つ目は、栄養えいようバランスを一番に考えた食事を届けることによって、利用者の健康維持に役立つことだ。その栄養えいようバランスの良さが注目され、最近では、高齢者こうれいしゃばかりでなく、若い人の利用も増えているそうだ。特に、子どもを産んだ直後ちょくごの女性や、健康には気をつけていても忙しすぎる人などが利用しているという。
 2つ目は、食事を届ける時に「お変わりありませんか」などと聞くことによって、利用者の健康状態じょうたいを確認したり、社会的孤立こりつ(注)を防いだりすることだ。実際に、配食はいしょくサービスの効果こうかを調べたある調査によると、「定期的に人が来てくれるので、急にたおれても早く対応たいおうしてもらえるという②安心がある」「人と話す機会が増えた」などの回答が多かったそうだ。
 配食はいしょくサービスを行う企業きぎょうや団体が増え、利用者は、自分に合った食事の味や費用、配食はいしょくの回数などが選びやすくなっている。今後、利用者はますます増えるだろう。
(注) 孤立こりつ: 一人だけで、つながりや助けがないこと
34 ①そうした状況とは、どのような状況か。

1. 65歳以上の高齢者が増え、日本の人口の約3分の1になった。
2. 人口に占める65歳以上の高齢者の割合が、日本が世界で一番高くなった。
3. 一人暮らしをしている人のうち、4人に1人が65歳以上の高齢者だ。
4. 65歳以上の高齢者がいる家庭の半分以上は、子や孫と住んでいない。

35 ここで言う、②安心感とはどのようなものか。

1. 専門家の栄養管理によって、病気を予防できる。
2. 病気になった時に誰かに気付いてもらえる。
3. 自分の話をよく聞いてくれる人がいる。
4. 調子が悪くなったら、すぐに医者が来てくれる。

36 この文章で書かれていることと合っているものはどれか。

1. 配食サービスは、高齢者向けに日本で最初に始まったサービスである。
2. 栄養面を考えて、さまざまな年代の人が配食サービスを利用するようになった。
3. 配食の内容や回数は、専門家が利用者一人ひとりに合わせて決めてくれる。
4. 配食サービスの利用が広がったことで、病気になる高齢者が減った。

37 この文章は主に何について書かれているか。

1. 配食サービスの課題
2. 配食サービスの種類
3. 配食サービスの今後
4. 配食サービスの良さ

問題7 右のページは、ABC料理教室の案内である。これを読んで、下の質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。

38 和食わしょくが好きなエリナさんは、4月から料理教室に通って、自分でも簡単な和食わしょくを作れるようになりたいと思っている。平日は毎日仕事があるため、休日に通うことにした。エリナさんに合うコースはどれか。

1 ① 2 ② 3 ③ 4 ④

39 田中さんは、パーティー料理やケーキ作りなどを習うために4月からABC料理教室に通うことにした。田中さんが1回目の授業の時に用意しなければならないものはどれか。

1 会費
2 自分用の箸
3 お菓子を入れる物
4 1000円

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