【練習19】統合理解

【問題】次のAとBは、インターネットで「サマータイム」を検索した結果、出て来た文章である。AとBの両方を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを一つ選びなさい。

 A

 サマータイムとは、夏に時計の針を一時間進め、明るい時間を有効に使おうという制度で、 欧米など世界 70か国以上が実施している。日本でも終戦直後に実施されたが、不評のため四年 で廃止となった。近年、このサマータイムが再び注目されている。サマータイムによって生じる余暇時間を、家族とのきずなを強めるなどライフスタイルを見直すための機会にしようというのが理由である。しかし、労働時間規制が緩い日本では、逆にサマータイムが労働時間の延長を促す危険があるのではないか。始業が一時間早まるだけで、終業時間は変わらない、などということが十分起こり得るであろう。欧州は労働時間を法律で厳しく規制している。このような社会的条件があって初めて、サマータイムによる「明るい余暇時間」が実現できるのだと 言えよう。

 B

 サマータイムとは、夏季に時計を 1時間早めることで太陽光線を有効に活用しようという制 度である。先進国の多くが実施しており、日本でも GHQの指令で 1949年から 4年間実施された。最近、このサマータイム制度に注目し、再導入しようという声が上がっている。その主な理由は余暇時間の創出である。さらに、冷房時間や照明時間の短縮といった省エネルギー効 果も期待されている。2005年に北海道で試験的に導入され、一定の効果が確認されたが、一 方で、「生活リズムが崩れる」「日本の風土と合わない」といった反対意見も提出された。また、 欧州と比べて緯度が低く、日の入りの早い日本では、省エネルギー効果は小さいという批判も ある。

【問1】 AとBのどちらにも書かれている内容はどれか。

1.日本でサマータイムの実施を始めた年。
2.サマータイムを実施している国の数。
3.日本でサマータイムが実施された年数。
4.日本でサマータイムが廃止された理由。

【問2】サマータイムに再び注目する理由は何が。

1.明るい時間が長くなることで労働時間も長くなり、生産性が上がることが期待されるから。
2.省エネルギー効果も期待でき、余暇時間が増えることでライフスタイルを見直す機会にもなる から。
3.太陽光線を有効に使えば、新しいエネルギーを作り出すことができ、省エネルギー効果が上が るから。
4.時計を1時間早めれば1日の生活時間が長くなり、ゆっくり働いても、多くの仕事ができるか ら。

【問3】 サマータイムの日本への導入について、Aの筆者とBの筆者はどのような立場を取っているか。

1.AもBもともに明確にしていない。
2.AもBもともに批判的である。
3.Aは批判的であるが、Bは明確にしていない。
4.Aは明確にしていないが、Bは批判的である。

 

 

 

 

【答え】

【問1】
3.日本でサマータイムが実施された年数。

【問2】
2.省エネルギー効果も期待でき、余暇時間が増えることでライフスタイルを見直す機会にもなる から。

【問3】
3.Aは批判的であるが、Bは明確にしていない。

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