【練習18】いことの長靴

 僕は3歳のとき、パトカーに乗ったことがあります。冬のある日の午後でした。友達の健ちゃんの家へ遊びに行こうと思いました。母は弟の世話で忙しそうでしたから、僕は「健ちゃんのうちへ行く」と言って一人で出かけました。お古の長靴をはいていました。いとこが大きくなって、はけなくなったので、くれたのです。もらったばかりで、うれしかったのをよく覚 えています。
 健ちゃんのうちは隣の建物の5階で、建物は入り口が4つもありました。 僕は何度か遊びに行ったことがあるのに、どれかよくわかりませんでした。 「右から2つ目の入り口のはずだ」と思って、5階まで頑張って上りました。 ドアをノックしましたが、ドアを開けた女の人は全然知らない人でした。 「健ちゃんと遊ぶ」と言いましたが、その人は健ちゃんを知りませんでした。 ここに引っ越したばかりだったのです。
 名前を聞かれたので、「みのる」と答えました。家はどこか、父の名前は 何か聞かれましたが、僕は答えられませんでした。女の人は僕の服や長靴 を調べて、長靴の中にいとこの名前が書いてあるのを見つけました。でも、 その名前は僕が言ったのと違うし、住所もないので、女の人は僕を近くの 交番へ連れて行きました。
 警官が名前と家を聞きました。僕は名前を教えましたが、警官も長靴の 名前を見て、信じてくれませんでした。僕はパトカーで警察署へ連れて行か れました。ほかの警官がまた同じ質問をしましたが、僕はもう何も答えませ んでした。
 5時ごろやっと両親が来ました。僕はテレビを見ながら、警官がくれたパンを食べているところでした。両親の顔を見て、大きな声で泣いてしま いました。母は健ちゃんのうちへ迎えに行きましたが、僕がいなかったので、 びっくりしました。それで、警察に連絡したのです。両親は警官にしか られました。
 僕はそれからしばらくパトカーに乗ったことが自慢でした。

【ふりがな】

 ぼくは3さいのとき、パトカーにったことがあります。ふゆのある午後ごごでした。友達ともだちけんちゃんのいえあそびにこうとおもいました。ははおとうと世話せわいそがしそうでしたから、ぼくは「けんちゃんのうちへく」とって一人ひとりかけました。おふる長靴ながぐつをはいていました。いとこがおおきくなって、はけなくなったので、くれたのです。もらったばかりで、うれしかったのをよくおぼ えています。
 けんちゃんのうちはとなり建物たてものの5かいで、建物たてものぐちが4つもありました。 ぼく何度なんどあそびにったことがあるのに、どれかよくわかりませんでした。 「みぎから2つぐちのはずだ」とおもって、5かいまで頑張がんばってのぼりました。 ドアをノックしましたが、ドアをけたおんなひと全然知ぜんぜんしらないひとでした。 「けんちゃんとあそぶ」といましたが、そのひとけんちゃんをりませんでした。 ここにしたばかりだったのです。
 名前なまえかれたので、「みのる」とこたえました。いえはどこか、ちち名前なまえなにかれましたが、ぼくこたえられませんでした。おんなひとぼくふく長靴ながぐつ調しらべて、長靴ながぐつなかにいとこの名前なまえいてあるのをつけました。でも、 その名前なまえぼくったのとちがうし、住所じゅうしょもないので、おんなひとぼくちかくの 交番こうばんれてきました。
 警官けいかん名前なまえいえきました。ぼく名前なまえおしえましたが、警官けいかん長靴ながぐつ名前なまえて、しんじてくれませんでした。ぼくはパトカーで警察署けいさつしょれてかれました。ほかの警官けいかんがまたおな質問しつもんをしましたが、ぼくはもうなにこたえませ んでした。
 5ごろやっと両親りょうしんました。ぼくはテレビをながら、警官けいかんがくれたパンをべているところでした。両親りょうしんかおて、おおきなこえいてしま いました。ははけんちゃんのうちへむかえにきましたが、ぼくがいなかったので、 びっくりしました。それで、警官けいかん連絡れんらくしたのです。両親りょうしん警官けいかんにしかられました。
 ぼくはそれからしばらくパトカーにったことが自慢じまんでした。

【もんだい】

「僕」はどんな顔だったと思いますか。a~eを入れてください。

  1. 長靴をはいて出かけるところ (  )
  2. 知らない女の人に会ったとき(  )
  3. パトカーに乗っているところ (  )
  4. 警察署で名前を聞かれたとき (  )
  5. 両親が迎えに来たとき    (  )

 

 

 

【こたえ】

  1. c
  2. e
  3. a
  4. d
  5. b

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