【練習14】見え方のちがいの大切さ

  ある日、友だちと写真を見ていたとき、「この人、右を向いているね」と私が言うと、友だちは「左でしょ?」と答えました。同じ写真を見ているのに、どうしてちがうのでしょうか。それは、私と友だちがちがう位置から見ていたからです。

 このように、「右」や「左」などの言葉は、自分の立場によって変わってしまいます。相手に
とっての「右」は、自分にとっての「左」かもしれません。そのため、会話の中で誤解が生まれる
ことがあります。

 私たちは、日常生活の中で、自分の見方だけでなく、相手の立場や考え方を大切にすることが必要です。ちがう見え方があることを知れば、よりよいコミュニケーションができるでしょう。

【ふりがな】

 あるともだちと写真しゃしんていたとき、「このひとみぎいているね」とわたしうと、ともだちは「ひだりでしょ?」とこたえました。おな写真しゃしんているのに、どうしてちがうのでしょうか。それは、わたしともだちがちがう位置いちからていたからです。

 このように、「みぎ」や「ひだり」などの言葉ことばは、自分じぶん立場たちばによってわってしまいます。相手あいて
とっての「みぎ」は、自分じぶんにとっての「ひだり」かもしれません。そのため、会話かいわなか誤解ごかいまれる
ことがあります。

 わたしたちは、日常生活にちじょうせいかつなかで、自分じぶん見方みかただけでなく、相手あいて立場たちばかんがかた大切たいせつにすることが必要ひつようです。ちがうかたがあることをれば、よりよいコミュニケーションができるでしょう。

【問題1】

なぜおな写真しゃしんていても、「みぎ」や「ひだり」がちがってしまうのですか。

A. 写真しゃしんふるいから
B. ひとかんがかたがちがうから
C. ひと位置いちがちがうから
D. 写真しゃしんがよくえないから

【問題2】

筆者ひっしゃがこの文章ぶんしょう一番伝いちばんつたえたいことはなんですか。

A. 写真しゃしんただしくることの大切たいせつ
B. 自分じぶん意見いけんつようこと
C. 「みぎ」や「ひだり」は使つかわないほうがいいということ
D. 相手あいて立場たちばかんがえを大切たいせつにしようということ

 

 

【答え】

【問題1】

C. 見る人の位置がちがうから

【問題2】

 D. 相手の立場や考えを大切にしようということ

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